高靭性PC-MAXはそのほかのフィラメントにくらべて、圧倒的な靭性を備えている。3Dプリンターでエンジニアリングレベルの造形を安価に提供できる。耐熱性PC-MAXは通常のフィラメント材にくらべて優れた耐熱性を持つ。一般的に100℃以上の環境下で使用することができるプラスチックをエンジニアリングプラスチックと呼ぶが、PC-MAXは100℃を超える110℃以上の高温に耐えうる。機械的強度ポリカーボネートの最大の特長は強い耐衝撃性や機械的強度だが、PC-MAXもほぼすべての変形試験下のABSとPLAと比較してはるかに強い機械的強度を持つ。プリント安定性PC-MAXは3Dプリンターに最適化された設計で、適度なプリント温度(250℃から270℃)と優れた反り抵抗によって安定した3Dプリントが可能。後処理PC-MAXはサポート材の除去といった3Dプリンターで手間となる後処理も簡単に対応可能。8段階の品質管理プロセスによって作り出されたフィラメント材料は、造形後もポリカーボネートらしい滑らかな表面を保ちつつ、同時にクリアコートスプレーでガラスのような透明性を再現可能。
耐溶剤性
PC-MAXは難燃剤や化学物質などの溶媒に対して耐性を持っている。